VisualC++とは、Microsoft 社のWindowsアプリケーション開発総合環境ソフトで、特にC++言語用の開発環境のことである。 名前からもわかるようにC++言語をサポートしている、と同時にC++の部分集合であるC言語もサポートしている。 C++言語で作成する場合、.cppというファイル拡張子を付け、C言語で作成する場合は.cという拡張子を付ける。 Microsoft社のWindows開発環境として、この他にVisualBasicやVisualC#がある。 これらはそれぞれVisualC++のBasic言語バージョン、Java(に類似させて提供しているマイクロソフト版Java?)言語バージョンである。
Visual Studioを使ってVisualC++でプログラムを作る場合、「新しいプロジェクト」ダイアログの中で左ウィンドウからVisualC++を選択し、右のウィンドウからは、通常のWin32アプリケーションなら「Win32プロジェクト」を、MFC(Microsoft Foundation Class)アプリケーションなら「MFCアプリケーション」を、クラスライブラリなら「Managed C++クラスライブラリ」を、MFCのDLL(Dynamic Linkage Library)ならMFC DLLを選択する。