-004- ウィンドウハンドル(HWND)って何のこと?
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HWNDはウィンドウハンドルを格納するためのデータ型であり、当然予約語である。 ウィンドウハンドルはウィンドウを識別するための識別子である。 つまり、様々なウィンドウ(通常のウィンドウやボタンウィンドウなど)の一つ一つに個別に割り付けられる。

ウィンドウハンドルの値は、基本的にCreateWindowまたはCreateWindowEx関数でウィンドウ生成をするときに正常リターンで返ってくる戻り値である。変数名としては“hWnd”が良く使われる。

また、ウィンドウに関するメッセージがWindow関数に渡ってくる場合の第一引数がこのウィンドウハンドルであり、WinMain関数とウィンドウ関数の橋渡しの役割をしてくれている。

CreateWindow関数における第8引数(親ウィンドウの指定)においても、HWND型のウィンドウハンドルを指定する。 親ウィンドウを自分が生成した別のウィンドウhWnd1にすると、hWnd1を親にもつ子ウィンドウhWnd2を生成することができる。 また親ウィンドウをスクリーン全体にしたい場合、第8引数にはHWND_DESKTOPを指定すれば良い。


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