Win32APIとは、Microsoft社がアプリケーション開発者のために定義したプログラミング環境のことで,具体的には,関数,構造体(データ型),定数,マクロ定義から成っています。 Win32の32とは32ビットのことです。Win32APIでは,基本的な命令セット,アドレスや定数などは全て32ビット単位で扱われます。 APIとはApplication Programming Interfaceの略でアプリケーションプログラムの開発環境(インタフェース群)を意味します。 一部の例外を除いて,基本的にWindows全て(95, 98, NT, 2000, ME, XP, Vista, 7, 8, 10, 11)に共通なインタフェースとなっています。
Unix OSを中心とするソフトウェア環境を支持する考え方の多くは、「質の良いコンピュータやソフトウェアを世界中の多くの人が(できるだけ安価に)共有できる社会」を目指しており、それを実現したのがLinuxやFreeBSD、更には上記のCygwinを提供しているGNUプロジェクト等です。 そこでは一人一人のユーザが自己責任を意識してソフトウェアを利用する。 そして、欲しい機能がどこにも無ければ(他者が提供していないなら)自分で作り、うまく作れれば他者にもソースごと提供し利用させてあげよう、という思想があります。 これを世界中でお互いにやりくりすればどんな機能のソフトウェアもすぐに入手できる状況が揃うはずです。 このような考え方を「オープンソース構想」と呼んでいます。OSの核(カーネル)までソースで公開されているのでやろうと思えば誰でもメンテナンスができるのが利点です。 反面,コンピュータの中身が何も分からないユーザ(知る必要のないユーザ)には少し敷居が高い感じがしてしまうのが欠点です。