更にインタラクティブ(対話的)な要素を付け加えてみよう。
WM_LBUTTONDOWNやWM_RBUTTONDOWN、WM_MOUSEMOVEなどのマウスイベントで、現在のマウス位置を取得するにはウィンドウ関数の引数であるlP(LPARAM型)の下位2bytesと上位2bytesを調べます。 lPの下位2bytesにはクライアントウィンドウ領域内のx座標が、上位2bytesにはy座標が入っています。 それぞれの値を取得するには x=LOWORD(lP)、y=HIWORD(lP)とするといいでしょう。 以下のサンプルは、左クリックが押されたときにマウスの座標を表示するものです。
キーが押されるとWindowsからメッセージがアクティブウィンドウに送られます。 ウィンドウ関数の引数であるwP(WPARAM型)には、押されたキーのASCIIコードが入ってきます。 ここではこのメッセージを見てみます。 以下のサンプルでは、キーが押されるたびにメッセージボックスが表示されます。