ボタンクラス、インスタンス、メッセージ、マウスイベントとグラフィック描画 -006-
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入力

更にインタラクティブ(対話的)な要素を付け加えてみよう。

クリック位置の取得

WM_LBUTTONDOWNやWM_RBUTTONDOWN、WM_MOUSEMOVEなどのマウスイベントで、現在のマウス位置を取得するにはウィンドウ関数の引数であるlP(LPARAM型)の下位2bytesと上位2bytesを調べます。 lPの下位2bytesにはクライアントウィンドウ領域内のx座標が、上位2bytesにはy座標が入っています。 それぞれの値を取得するには x=LOWORD(lP)、y=HIWORD(lP)とするといいでしょう。 以下のサンプルは、左クリックが押されたときにマウスの座標を表示するものです。

キー押下取得

キーが押されるとWindowsからメッセージがアクティブウィンドウに送られます。 ウィンドウ関数の引数であるwP(WPARAM型)には、押されたキーのASCIIコードが入ってきます。 ここではこのメッセージを見てみます。 以下のサンプルでは、キーが押されるたびにメッセージボックスが表示されます。


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