ここではWindowsAPIを使った描画方法に欠かせないペンとブラシについて説明します。
Windowsのグラフィックスにはペン(Pen)とブラシ(Brush)という2つのオブジェクトがあります。 ペンは直線や曲線、楕円などを描画するときに用いられるもので、色や太さ、線種などの属性があり、デフォルトでは、黒1ピクセル幅のペンが選択されています。 一方、ブラシは矩形(Rectangle)や楕円(Ellipse)、多角形(Polygon)のような閉じたグラフィック形状の内側を描画するときに用いられるもので、色や模様などを設定することができます。 デフォルトで選択されているブラシは白ブラシです。
それではそれぞれの手順を説明します。
Windows側で用意されているペンやブラシには以下のものがあります。 これらのオブジェクトはシステムに常時存在しており、オブジェクトハンドルを得るにはGetStockObject()関数を利用します。
| BLACK_PEN | 黒のペン |
| WHITE_PEN | 白のペン |
| NULL_PEN | 透明ペン |
| BLACK_BRUSH | 黒のブラシ |
| WHITE_BRUSH | 白のブラシ |
| GRAY_BRUSH | 灰色のブラシ |
| LTGRAY_BRUSH | 明るい灰色のブラシ |
| DKGRAY_BRUSH | 濃い灰色のブラシ |
| NULL_BRUSH | 透明ブラシ |