ここではグラフィックスオブジェクトの作成,編集,削除の具体的な方法を学びます。
好みのペンを使いたい場合、自分でペンオブジェクトを生成する必要があります。 たとえば、太さ2ドットの赤いペンをつくる場合は以下のようにします。
好みのブラシを使う場合には、以下のような方法でブラシオブジェクトを生成します。
CreatePen()やCreateSolidBrush()などの関数を利用してつくったオブジェクトは、使い終わったら削除する必要があります。 削除せずに放っておくとメモリを消費し、メモリ不足の原因になります。
生成または取得したオブジェクトを用いて描画処理を行うには、SelectObject()を使います。 この関数の戻り値には、以前使っていたオブジェクトのハンドルが返ってきますので、他のペンやブラシを使う場合は、以前使っていたペンやブラシのオブジェクトハンドルを取っておき、使い終わったら元のオブジェクトに戻すよう心がけしましょう。
注:上記に示したペイントスクリプト:PSの属性には実線(PS_SOLID)の他に,破線(PS_DASH),点線(PS_DOT),一点破線(PS_DASHDOT),二点破線(PS_DASHDOTDOT)等があります。